› ラッコルタ・イタリア料理工房 › 2013年07月
2013年07月29日
25日、27日の授業
25日(木)
1.シチューマチ
2.グルクンの稚魚(幼魚)
3.北海道産のブロッコリー
その結果、あらかじめ予定していたメニューとは全く違った物になりました。
♪ シチューマチの香草焼き、ジャガイモ、トマト添え
マチに香草の香りが移って、ほくほくした白身が美味しく
一緒に焼いたジャガイモにはオリーブオイルと魚の味が染み込んで
焦げたところが魅力です。
上に乗せて焼いたトマトは甘酸っぱくそのままで上等のソースになります。
♪ グルクンの幼魚のから揚げ
こんなに小さいグルクンには、めったにお目にかかれません。
こういう時には「即決購入」が基本です。
揚げ衣にはスパイスと香草を加えました。
魚自体が骨も柔らかかったので、からっと1回揚げただけにしました。
揚げたては特においしかったです。
♪ ブロッコリーとパルミジャーノのスパゲティ
とても美味しく出来たのですが撮影するのを忘れました。スミマセン
ブロッコリーもアメリカ産とは違って、北海道産はとても上等だったのに・・・
27日(土)
この日は、基礎コースメニューから・・・
1.ペンネ・アッラビアータ
2.マグロ赤身の黒胡椒コーティング・カルパッチョ
3.鶏モモ肉のソテー煮、香草仕立て
♪ ペンネ・アッラビアータ
アッラビアータの意味は “怒った!”
ということは・・・カッカと辛いのです
♪ マグロ赤身の黒胡椒コーティング・カルパッチョ
フランス料理の
steak au poivre(ステック オ ポワーブル)=ペッパーステーキ
の技法にヒントを得て私が創作したレシピです。
しっかりしたマグロの赤身の柵が手に入った時に作ります。
上等の赤ワインがあれば言うことなし!
♪ 鶏モモ肉のソテー煮、香草仕立て
付け合せの野菜は「丸ごとゆでて輪切りにしたズッキーニ&人参」です。
教室の人気メニューの一つです。
当たり前のことですが鶏肉の質によって味が左右されます。
午前中に行ったスーパーには、マグロは良いものがあったのに、
鶏肉は「解凍物」しかなかったのです。
別のスーパーに寄る時間は無かったので・・・仕方なく
私としては・・・75点位の仕上がりに。
生徒さんには「御自宅で作る時にはぜひ鶏肉を選んでネ」と申し上げました。
折を見て、教室でも再度トライしましょう。
授業の直前に生徒さんと一緒に買出しに行きました。
購入したのは以下の3つ。
購入したのは以下の3つ。
1.シチューマチ
2.グルクンの稚魚(幼魚)
3.北海道産のブロッコリー
その結果、あらかじめ予定していたメニューとは全く違った物になりました。
♪ シチューマチの香草焼き、ジャガイモ、トマト添え
マチに香草の香りが移って、ほくほくした白身が美味しく
一緒に焼いたジャガイモにはオリーブオイルと魚の味が染み込んで
焦げたところが魅力です。
上に乗せて焼いたトマトは甘酸っぱくそのままで上等のソースになります。
♪ グルクンの幼魚のから揚げ
こんなに小さいグルクンには、めったにお目にかかれません。
こういう時には「即決購入」が基本です。
揚げ衣にはスパイスと香草を加えました。
魚自体が骨も柔らかかったので、からっと1回揚げただけにしました。
揚げたては特においしかったです。
♪ ブロッコリーとパルミジャーノのスパゲティ
とても美味しく出来たのですが撮影するのを忘れました。スミマセン
ブロッコリーもアメリカ産とは違って、北海道産はとても上等だったのに・・・
27日(土)
この日は、基礎コースメニューから・・・
1.ペンネ・アッラビアータ
2.マグロ赤身の黒胡椒コーティング・カルパッチョ
3.鶏モモ肉のソテー煮、香草仕立て
♪ ペンネ・アッラビアータ
アッラビアータの意味は “怒った!”
ということは・・・カッカと辛いのです
♪ マグロ赤身の黒胡椒コーティング・カルパッチョ
フランス料理の
steak au poivre(ステック オ ポワーブル)=ペッパーステーキ
の技法にヒントを得て私が創作したレシピです。
しっかりしたマグロの赤身の柵が手に入った時に作ります。
上等の赤ワインがあれば言うことなし!
♪ 鶏モモ肉のソテー煮、香草仕立て
付け合せの野菜は「丸ごとゆでて輪切りにしたズッキーニ&人参」です。
教室の人気メニューの一つです。
当たり前のことですが鶏肉の質によって味が左右されます。
午前中に行ったスーパーには、マグロは良いものがあったのに、
鶏肉は「解凍物」しかなかったのです。
別のスーパーに寄る時間は無かったので・・・仕方なく
私としては・・・75点位の仕上がりに。
生徒さんには「御自宅で作る時にはぜひ鶏肉を選んでネ」と申し上げました。
折を見て、教室でも再度トライしましょう。
2013年07月24日
家庭のオーブンで焼くピッツァ
ラッコルタでは今までに
ピッツァと名のつくレシピを
結構取り上げてきました。
すべて生地をこねるところから始めますが
揚げピッツァを除いた、いわゆる普通の形(釜焼き)の物に関しては
大きな問題があるのです。
ピッツァと名のつくレシピを
結構取り上げてきました。
すべて生地をこねるところから始めますが
揚げピッツァを除いた、いわゆる普通の形(釜焼き)の物に関しては
大きな問題があるのです。
それは、家庭のオーブンでは火力が足りない・・・という事です。
イタリアの本格的なピッツェリーアの釜の温度は大体500度と聞いています。
だから、1分半足らずで焼きあがるのです。
イタリアの本格的なピッツェリーアの釜の温度は大体500度と聞いています。
だから、1分半足らずで焼きあがるのです。
那覇に専門店があると聞いていますが
行きたい行きたいと思いながら果たせていません。
行きたい行きたいと思いながら果たせていません。
家庭のオーブンは上がっても250度かと思います。
20分焼いて、上は焦げて台が生焼け・・・
台だけ先に半焼きしてから具を乗せて焼く・・・解決にはこれしかありません。
皆さん「面倒だ」とおっしゃいます。
当教室は一応ハイカロリーで350度まで上がりますので、
おおよそ5分で焼きあがります。
教室で出来てもお家ではなかなか上手くいかないのが問題なのです。
ファーストフード系のお店も350度と聞いたことがあります。
ところが今回、その悩みを解消させた上に大変美味しいピッツァを焼く方法を
懇切丁寧に記載した書籍を見つけました。
書籍についてお知りになりたい方はお問い合わせください。(日本語です)
☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆
7月14日(日)と7月20日(土)の二つの教室記録です。
今回は二日分をいっしょくたにして掲載することにしました。
♪ 生地の醗酵が終わって
和気藹々と楽しい作業です。
生地ののばし方にも
個性がちらついて
遠慮ない会話も飛び出して笑いが絶えません。
♪ チーズを乗せる前のトッピング
ズッキーニとアンチョビ ボローニャソーセージとキノコとピーマン
♪ 焼き上がりました。上の写真のものとイコールではありません。
ピッツァを切り分けるS氏の腕は
度重なるトライアスロンの大会出場で
たくましいこと
すべて完走! Viva
焼き時間は230度で13分です。
下の台(生地)は、分厚くもちもちで縁はカリカリ。
残りを翌日(オーブントースター)で2分半加熱していただきましたが
美味しかったです。
イタリアでも家庭のオーブンはそれなりの温度にしか上がりません。
家庭で焼くのは、昔から変わらぬ「マンマのピッツァ」
専門店のピッツァとは区別して考えるのがよいでしょう。
そして、マンマのピッツァには別の美味しさと工夫があるのです。
教室が終わって帰り仕度をしながら
「これなら作れる。今度の休みに作ります。」
「早速、明日作ろうかな?」
「最初、レシピ読んだとき細かくてちょっと・・・と感じたけれど、実際にはそんなことないですね。」
と生徒さん達。
私も、8月末に東京からやってくる長女とその友人にご馳走したいな
今回、ここまでたどり着いてやっとピッツァについての「迷い」がなくなった
と言っても過言ではありません。
でもそんなことは言っていられないハズ。
やればやるほど奥が深いのがイタリア料理です。
2013年07月17日
夏メニュー・アルバム展示
6月21日~7月15日
この間の教室作品を写真にて
アルバム風に展示することにしました。
ご覧いただければ幸いです。
この間の教室作品を写真にて
アルバム風に展示することにしました。
ご覧いただければ幸いです。
6月21日(金)
♪ 夏野菜のスープ
ミネストローネの
一種ですが
夏野菜を中心に
野菜のやさしい甘み
を大切に
べーコンなどは
使わずヘルシーに
仕上げました。
熱いものも美味しく
冷やして朝食にいただく
のも格別です。
♪ スパゲッティのオムレツ
久しぶりに作りました。子供達の人気メニューです。
お弁当にも楽しいですよ。
お弁当にも楽しいですよ。
6月30日(日)
♪ 温野菜サラダ
ゆでた野菜のサラダです。
イタリアのリストランテでは
サラダは「温野菜」か「生野菜」
のどちらかを注文します。
テーブルで自由に
オリーブオイル、ビネガー、塩、胡椒にて調味していただきます。
♪ アスパラのパスタ ♪ ズッキーニとトマトのパスタ
7月6日(土)
♪ 夏野菜、トマト煮込み
ナス、シシ唐、オクラを
トマト缶とブイヨンで
煮込みました。
冷たくても美味しいです。
多めに作って
翌日のパン食のお供に
最適です。
♪ サーディンのパスタ ♪ 魚介とアボガドのサラダ
7月14日(日)
♪ カボチャとオクラのトマト煮込み
カボチャをトマトで煮る・・・
あまり考えない人が多いですが一度、お試しください。
「出会い物」と言ってもよいくらい、美味しい組み合わせです。
♪ タコのサラダ
レモン、パセリ、ニンニクに加えて、上質のEXV.オリーブオイルが欠かせません。
よく冷やしていただきます。
辛口のすっきりした白ワインがよく合います。
よく冷やしていただきます。
辛口のすっきりした白ワインがよく合います。
猛暑の夏、ご当地ではことのほか食材が限られる季節です。
栄養価があって、口当たりがよく、暑さを乗り越えるのに適したメニューに
毎回、頭を痛めています。
お気づきかもしれませんが、今回は夏野菜をトマトで煮た料理が二品登場しました。
イタリアの主婦なら、普通に「その時、身近にある野菜で」家庭の味に仕上げます。
ヒントの一助にしていただければ幸いです。
野菜不足解消には持ってこいですよ
実はこの後、久しぶりに気合を入れてピッツァを焼きました。
次回のブログに掲載したいと思います。
2013年07月10日
久しぶりのバレエ観賞
7月7日(日)
コンベンション劇場にて
N・Sバレエアカデミー40周年記念の
バレエコンサート“ バレエへの誘い ”がありました。
本年4月8日の当ブログに御登場いただいた
若きバレリーナ・玉城七星さんの御招待で
心行くまで、一日を楽しませていただきました。
コンベンション劇場にて
N・Sバレエアカデミー40周年記念の
バレエコンサート“ バレエへの誘い ”がありました。
本年4月8日の当ブログに御登場いただいた
若きバレリーナ・玉城七星さんの御招待で
心行くまで、一日を楽しませていただきました。
第1部は全生徒さんの発表会
3歳から大人の方まで、100名は優に超す皆様の日頃の成果に目を見張り・・・
舞台上の交通整理を考えた時、先生方のご苦労が偲ばれ・・・
客席に目を転じると
美しい衣装をまとって踊るお孫さんの姿に
ただただ目を細めて嬉しそうに見とれているお年寄りの多いこと。
でも皆同じ衣装でお化粧をして・・・どれが誰だか分るのかしら?
最年少グループは本当に可愛いですね。
今、思い出してもいろいろな場面に顔がゆるんでしまいます。
そして圧巻は第2部
プロによる “ ジゼル ” 全幕の公演でした。
主役のジゼルは長崎真湖さん。
外国から客演の男性ダンサーも交え、
2幕の重要な群舞も見事にそろって
客席のあちこちからため息と拍手が沸き起こりました。
妖精の先頭に立って躍る七星さんの
しなやかでシャープな表現には、ただただ見とれるばかり。
素敵!でした。
そして、ジゼル役の真湖さんのジゼルになりきった踊りは
普段の彼女を少し存じ上げているだけに「嬉しい驚き」の連続でした。
1幕は 生身の、恋するか弱い少女。
2幕は 死の世界。
肉体から離脱して夜になると現れる妖精。
けれど未だ恋人への思いは捨てきれず、掟との狭間でゆれる・・・
そういった、難しい性格表現の変化を見事に踊り分けて見せてくださいました。
将来有望な若い方々のパフォーマンスは、多くの希望と力を与えてくださいます。
どうぞ、いっそうの精進をされて、世界に羽ばたかれますようにお祈りいたしております。
終演後のロビーで、妖精姿の七星さんと。
表に出たら、駐車場横のヨットハーバーに夕日が沈みかけていました。
2013年07月04日
冷凍魚介で美味しいワイン蒸し
いつもいつも旬にこだわって
食材選びができるとは限りません。
カンカン照りも続けば、台風もやって来る。
そんな時に目先を変えて
“ 冷凍魚介でワイン蒸し ”
などいかがでしょうか。
食材選びができるとは限りません。
カンカン照りも続けば、台風もやって来る。
そんな時に目先を変えて
“ 冷凍魚介でワイン蒸し ”
などいかがでしょうか。
冷凍は下手に解凍すると
液ダレといっしょに旨みは失われ
食品の質(細胞)が壊れて固くなったり、スカスカになったり・・・・・
皆様多少なりとも思い当たることがあるのではないでしょうか。
「上手な冷凍方法は短時間で・・・ならば・・・その反対の解凍も短時間で。」
この原則に則って(ちょっと乱暴かと思いましたが)私なりの独断の方法を試してみました。
「しっかり見ていてね。後から説明読んだだけでは同じに出来るかちょっと心配」
皆さんにフライパンを取り囲んでいただいて
まずは見て、そして実行していただきました。
25日
用意したのは
グルクン三枚おろし ・ ロールイカ ・ 海老
カチカチに凍ったグルクンがあっという間にワイン蒸しに仕上がる過程は、
皆さんちょっと吃驚されたようです。
出来上がりをその場で(立ったまま)熱いうちに試食して、その美味しさに2度吃驚。
「グルクンの美味しさがそのままだ~」
ロールイカ、海老はそれぞれにちょっと違った方法を取りましたが
いずれも美味しく、イカの柔らかさと海老のプリプリに満足していただきました。
30日
ただし、30日の教室ではホタテが加わりましたがこれはNGでした。
元が「ボイルホタテ」であったことを、私が考慮しなかったことが原因と思います。
なかなか難しいですね。
添えてあるグリーンのソースは
25日は「ルコラソース」
30日は「パセリソース」です。
ことにパセリソースは量がそれほど多く無かったのでブレンダーを使わずに、
大理石の乳鉢を使って丹念に磨り潰していただきました。
大変だった分、とても上手に出来上がりました。
残りは全部私が(毎食、いろいろな物に添えて)
いただいてしまいました。
美味しかったで~す。ゴチソウサマ