› ラッコルタ・イタリア料理工房 › 2010年12月
2010年12月31日
2010年・最後の晩餐
夫と二人
沖縄に移住してから7回目の年越しです。
そして、この寒さは初めて
このところ7年間
袖を通すことのなかった冬物衣類が活躍しています。
沖縄に移住してから7回目の年越しです。
そして、この寒さは初めて
このところ7年間
袖を通すことのなかった冬物衣類が活躍しています。
大晦日の夕食は何にするか・・・
まずは、刺身をつまみに八海山(米どころ新潟魚沼産の日本酒)で心地よくなり・・・
次はやっぱりワインでイタリアンにしよう・・・と全員で話がまとまり(夫婦二人っきりですが)
トスカーナの赤ワイン「モンテプルチャーノ」が登場しました。
さて、つまみは2、3日前から造り置きしておいた「野菜だけを素材にした5種のオイルマリネ」です。
野菜の「旨味と甘味とEX.V.オリーブオイルの香り」のハーモニーに思わずウーン!と言ってしまいます。
特別な味付けはほとんどしていません。
それぞれの野菜の性質と特徴を際立たせた調理(焼く、ゆでるなど)に、味付けは塩、胡椒、オリーブオイルが基本です。
中でも網焼きにした野菜は「焦げ味」が素晴らしいアクセントになります。
イタリア人は「焦げ」を調理に取り入れるのが得意です。
もう一皿は、イタリア産のサラミ「ソプレッサータ・ピッカンテ」と「サラーメ・アル・バローロ」そして「グリーンオリーブ」・・・残念ながら撮影しませんでした。
そしてシメはスパゲッティ・・・と思ったのですが、やっぱり日本人の地が丸出しで
温かい「蕎麦」が良いよとなりました。
出汁もしっかり取って、あり合わせで「海老天抜きの天ぷら蕎麦」が出来ました。
蕎麦にはこだわりがあり、新潟十日町の妻有(つまり)蕎麦が我が家の定番です。
七味唐辛子は、夫の郷里長野県の善光寺名物です。
和洋折衷最後の晩餐も
皿が空っぽ、お腹は一杯
になり無事終了しました。
2011年が目前です。
新たな年も
相変わりませず
よろしくお願いいたします。
2010年12月31日
ショートコース・第2期生募集
簡単に作れる美味しいパスタを覚えたい
始めから本科コースに入っても、長く続ける自信がない・・・
気軽に参加できるクラスはありませんか?
そのようなご要望にお答えして
今日は
さっと簡単!美味しいパスタ教室「第2期生募集」
のご案内です。
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今日は
さっと簡単!美味しいパスタ教室「第2期生募集」
のご案内です。
◎期間 3ヶ月(2月~4月) 全6回
◎曜日 (第1・第3)土曜日 12:00~2:00
2月(5日・19日) 3月(5日・19日) 4月(2日・16日)
♪ 平日を希望される場合は、3名~6名様のグループにてご相談ください。
日程・時間は話し合いの上決めさせていただきます。夜も可。
◎内容
毎回 “代表的なパスタ1品” とちょっとお洒落な “前菜1品” を作ります。
授業では、パスタのゆで方・・に始まり、食品の扱い方、切り方、火の通し方など
イタリア料理に共通する大切な基本を学びます。
写真は、いずれも第1期生の授業で作ったメニューの一部です。
メニュー予定 : 食材調達の関係から変更になる場合があります。
パスタ
①ペンネ・アッラビアータ(怒りんぼのペンネ) 基本の絶品トマトソース+唐辛子
②アッリョ・オリオ・ペペロンチーニ(にんにく・オリーブオイル・唐辛子)のスパゲッティ。
③キノコとチキンのクリームパスタ
④トマトとツナのスパゲッティ プロのコツ教えます。
⑤カルボナーラ(ベーコン・パルミジャーノ・生クリーム・玉子)の本格派
⑥手打ちパスタ「オレッキエッテ」 オレッキエッテは(耳たぶ)の意。
ソースはブロッコリーとアンチョビが定番。
前菜 : タコのレモンマリネ季節野菜添え、ポテトローズマリー風味焼き、
旬の野菜の網焼きオリーブオイルマリネ、玉子料理・・・等。
①~⑥終了後、希望により本科コースへ編入できます。(入室金不要)
回数途中からの入室、5月以降の予定など、ご質問は遠慮なくお問い合わせください。
◇費用 入室金 3,000円 全6回(3ヶ月分)授業料15,000円(材料費込み)
申込書に「入室金+全6回分=18,000円」を添えて初回にお支払いください。
◎駐車場あります。(無料)
◎お申し込み&お問い合わせ
℡ 098-889-3603 携帯 090-3792-5052
メール koma@nirai.ne.jp
ホームページには未掲載です。
2010年12月27日
今年最後の日曜クラス
クリスマス会の続きブログは後日にまわし
今日の教室報告です。
このところ沖縄も
ようやく少しは冬らしくなってきました。
こうなると、なんと言っても
食卓には暖かい料理が似合います。
湯気の向こうの家族の笑顔・・・
熱々をふうふう口に運ぶ・・・
考えただけで嬉しくなるのは私だけではないはず。
・・・と来れば今日のレシピは当然「大鍋での煮込み料理」が中心です・・・
今日の教室報告です。
このところ沖縄も
ようやく少しは冬らしくなってきました。
こうなると、なんと言っても
食卓には暖かい料理が似合います。
湯気の向こうの家族の笑顔・・・
熱々をふうふう口に運ぶ・・・
考えただけで嬉しくなるのは私だけではないはず。
・・・と来れば今日のレシピは当然「大鍋での煮込み料理」が中心です・・・
まずは、生シイタケのリゾットです。
隠し味に乾しシイタケも入れました。
米は、本当は粒の大きいしっかりしたイタリア米を使うのですが、
沖縄ではなかなか手に入りません。
ならば、日本米の中で「粒が大きめ・水分が少なめ」の米を選べばよいこと。
ジャスコでさんざん物色して、価格もお手頃なよい品種を見つけました。
「福井県 イクヒカリ」という品種。
カレーとかチャーハンとかにも合いそうに思います。
ちなみに、イタリアの中華食材を売っている店で
「イタヒカリ」という品種を見つけたときは吃驚というより笑ってしまいました。
そして、値段は安い。
東洋人向きの米・・ということでしょう。
リゾットの極意は、米に若干の芯が残るように仕上げること。
最初、抵抗があった人も食べているうちに「このアル・デンテ=歯ごたえ」が
美味しいと理解できるようになります。
今日の「シイタケのリゾット」本当に美味しくできました。
キャベツ・ジャガイモ・人参・ベーコン・ソーセージの大鍋煮込み
ニンニク/タマネギも使っています。
イタリア人が書いたレシピ通りに作りました。
でも、この料理はドイツとかフランスにも似たものがありそうです。
コトコト煮た野菜が柔らかく、上品な塩味とベーコンの香りが湯気と共に漂います。
イタリア人が書いたレシピ通りに作りました。
でも、この料理はドイツとかフランスにも似たものがありそうです。
コトコト煮た野菜が柔らかく、上品な塩味とベーコンの香りが湯気と共に漂います。
「年末、年始はこれで決まり。」「お年寄りにも子供にも皆に喜ばれますね。」
「明日早速作ります。」「あ~今日も大満足!!」
「明日早速作ります。」「あ~今日も大満足!!」
玄関で
「どうぞよいお年を。来年もよろしくお願いいたします。」
と皆で言い交わし解散しました。
「どうぞよいお年を。来年もよろしくお願いいたします。」
と皆で言い交わし解散しました。
2010年12月23日
クリスマス会が終りました。
先週土曜日(18日)
ラッコルタのクリスマス会を開催しました。
お忙しい中を
お時間を作ってご参加くださった来客の皆様に
心より御礼申し上げます。
教室生の皆様、お疲れ様でした。
もっと早くに報告ブログを・・・と思いましたが
次々に所用に追われ
毎日、PCの前に座るや否や・・コックリ・・コックリ
そんなわけで今日になってしまいました。
ラッコルタのクリスマス会を開催しました。
お忙しい中を
お時間を作ってご参加くださった来客の皆様に
心より御礼申し上げます。
教室生の皆様、お疲れ様でした。
もっと早くに報告ブログを・・・と思いましたが
次々に所用に追われ
毎日、PCの前に座るや否や・・コックリ・・コックリ
そんなわけで今日になってしまいました。
さしあたって写真でお目にかけますが、私自身がゆっくりカメラを構えていられなかったので
抜けているものが多々あります。
向かって左下のシェフの写真は、私の料理の師でもあり人生の師でもあるピエロ・ジャンナッチーニ氏の遺影です。62歳の若さで脳溢血で他界されたのが残念でなりません。いつも・・私を見守ってくださっています。
フランスのレストラン並の暗さですね。
我が家の応接間は実際にはここまで暗くはありませんが、灯りは白熱の間接照明のみです。
パリの有名なエスカルゴ(かたつむり)料理の専門店ではもっと暗かったです。
隣のテーブルの人の顔がはっきり見えません。
老婦人の顔を美しく見せるため?そればかりではありませんが、そういった要素も多分に含まれているようです。
私は個人的には(左目の視力がほとんど無く・・右目は1.5)なので明るいのが好きです。
5種類の前菜
新ウズラ豆と小エビ、セロリのマリネ
ピエモンテの酢ニンジン (香りの良いワイルドルコラの花を添えました)
エリンギ・パプリカ・シシ唐の網焼きマリネ
(味付けは塩/胡椒とEX.V.オリーブオイルのみ)
クロスティーニ・アッラ・フィオレンティーナ シンプルな野菜の甘味に感嘆の声が・・・
(フィレンツェの名物、レバーペースト)
鶏胸肉のインボルティーニ
教室生に苦言を一言
「一枚の皿になんでこんなに山盛りに?
せっかくの ウェッジウッドのおしゃれな器が泣きま
せんか?
盛ったのを見て・・その場でやり直し・・とも思ったの
ですが、さらに崩れそうだったのでこのままお出しし
ました。
今後は、意識してしゃれっ気を学びましょう。日頃からお手本をお見せしていたつもりでしたが・・・私自身も反省です」
揚げピッツァ2種類
この日、大変嬉しかったのは
教室生のUさんのお嬢さん(東京の超有名なパン屋さんで修行された本格パン職人)が、フランスの本格田舎パンと他にも素敵なパンをたくさん焼いて来てくださったことと、日曜クラスのTさんが、ご自身の取っておきのフランスワインをたくさん差し入れてくださったことです。
ありがとうございました。
残念ながらいずれも写真を撮り忘れました。
下の写真の玄関の花の横に飾ってある「クリスマスの飾りつきのワイン」はTさんから私達夫婦が特別にいただいた物です。
メインディッシュの肉料理と
デザートのお菓子は作る過程もすべて
次回のブログにアップしましょう。
2010年12月09日
クリスマスパーティー、正式ご案内
18日(土)は
当、ラッコルタ・クリスマスパーティーです。
皆様、親しい方とお誘いあわせのうえ
ぜひご参加くださいますよう
ご案内申し上げます。
当、ラッコルタ・クリスマスパーティーです。
皆様、親しい方とお誘いあわせのうえ
ぜひご参加くださいますよう
ご案内申し上げます。
開宴 PM7:00~ 会費 4,000円(お飲み物込み)
メニューは、イタリアの伝統と土の香りがテーマです。
♪前菜
・フィレンツェ名物特製レバーペースト ・ピエモンテの酢人参
・野菜網焼きミックスマリネ ・鶏胸肉の香草ロール巻き
・タコのレモンマリネ
♪揚げピッツァ ブログに掲載のもの。
♪パスタ
・ロリアーナ風、菜園のリングイーネ(ロリアーナは私の師匠夫人の名)
♪メインディッシュ
・アリスタ(有名なイタリア風焼き豚)・・・ラッコルタの名物です。
・豪快なミックス野菜とソーセージのオーブン焼き。
♪デザートとエスプレッソ
♪パンはヒ・・ミ・・ツ お楽しみに。
ワイン
・アルゼンチンの白
・イタリア・トスカーナの赤
・イタリア・シチリアの赤
・・・・・・全7種類の銘柄を、充分な量ご用意しました・・・・・・・・
パーティーはビュッフェ・スタイルです。
(お座席はご用意してあります)
メニューは変更になる場合があります。
定員になり次第締め切りますので、お申し込み、
お問い合わせはお早めにお願いいたします。
◎申込み電話番号 098-889-3603 ラッコルタ・イタリア料理教室/平田
◎会場 沖縄県島尻郡南風原町字兼城299-3 大東交通ビル2F
(地図は、ホームページ教室案内の一番下にあります。)
URL:http://www.raccolta.info/ ラッコルタ・イタリア料理教室
写真は、ガラス製のオルゴールです。清しこの夜を奏で3色の光を放ちながらくるくるまわります。
2010年12月03日
ピッツァ & 揚げピッツァ 食べ比べ
教室を始める前に・・・意見を聞いてみました。
「今日はピッツァを作りましょう。でも、普通のピッツァと揚げピッツァのどちらにしましょうか?」
「どっちも作ったことないから両方が良い」
「え~っつ」
「今日はピッツァを作りましょう。でも、普通のピッツァと揚げピッツァのどちらにしましょうか?」
「どっちも作ったことないから両方が良い」
「え~っつ」
というわけで
同時進行でまったく違ったタイプのピッツァを作ることになりました。
元々の生地は同じなので、どうってことはありません。
同時進行でまったく違ったタイプのピッツァを作ることになりました。
元々の生地は同じなので、どうってことはありません。
生地は、皆でこねたものを1時間寝かせて醗酵させて使います。
醗酵を待つ間に、ピッツァ用トマトソースを作り、もう一品のキノコのミルクスープの用意をしました。
醗酵を待つ間に、ピッツァ用トマトソースを作り、もう一品のキノコのミルクスープの用意をしました。
ローマ風ピッツァ(台を薄く伸ばしてパリッと仕上げる)は
♪ マルゲリータ(トマト・チーズ・バジリコ)
♪ ツナとコーンのオレガノ風味・・・の二種類。
揚げピッツァは
♪ トマトソース・ウィンナー・オレガノを入れたもの
♪ アンチョビ・チーズを入れたもの・・・の二種類。
四種類のピッツァが出来上がりました。
ピッツァと、キノコの香りただよう美味しいスープでお腹はすっかり満足
残りはお土産で~す
スープは、一昨年私がタイムスに連載記事を書いていた時に掲載したレシピです。
写真と作り方詳細を、近々ブログにアップ予定です。
2010年12月03日
ナメコのスパゲッティ
ナメコ は
日本、台湾などに分布するきのこです。
イタリアには無いはず。
そのうえ
私が知る限り
イタリア人は一般的にぬるぬるした食べ物は苦手です。
長年日本に住んでいてナメコも納豆も大好きになった人を知っていますが
初めはやっぱり苦手だったそうです。
日本、台湾などに分布するきのこです。
イタリアには無いはず。
そのうえ
私が知る限り
イタリア人は一般的にぬるぬるした食べ物は苦手です。
長年日本に住んでいてナメコも納豆も大好きになった人を知っていますが
初めはやっぱり苦手だったそうです。
今日は、キノコのパスタソースの中にナメコを加えてみました。
使った食材はナメコ、シメジ、生シイタケ、タマネギ、ニンニク、パセリ、ツナ缶、EX.V.オリーブオイル、ブイヨン、塩、胡椒そしてパスタです。
ただし、単に炒めるだけではなく、途中、何回かに分けて食材を入れ
ソースが出来上がるまでに小一時間かかります。
念入りな火の通し方は、完全にイタリア料理の手法です。
美味しいです
日本人の口に合うソースです
メンバーの何人かが、おかわりに席を立ちました。
もう一皿はアンモッリカート
「オコゼの切り身、パプリカ、ムール貝」に、特製のパン粉を乗せてオーブンで焼きました。
パン粉には「パセリ、アンチョビ、塩漬けケーパー、パルミジャーノ、EX.V.オリーブオイル、黒胡椒」が混ぜてあります。
パン粉そのものも市販の物ではなく、硬くしたバケットをオーブンで焼いてからブレンダーで粉にひいた自家製です。
昼のクラスと夜のクラスで同じメニューでしたが
夜の方は、M氏がムール貝をご持参くださってラッキー
典型的なイタリア料理で、前菜に最適です。