2011年07月24日

実山椒の佃煮

24日現在「7月30日(土)自由参加クラス」に空席があります。

ご興味がおありになる方はお問い合わせください。

このクラスについての詳細は、19日付けの当ブログをご覧ください。


今月7月のレギュラークラス(月に2回)は、金・土・日がそれぞれ5週ある月だったので
20日ごろにはほとんどのクラスが2回目を終了しています。

ということは
ここ1週間、私にとっては「ひま!」いいえ本来なら「毎日が研究日の予定」だったハズ。
レシピの翻訳、整理、日頃の反省やら見直しやら・・・
はたまた料理ではなく「依頼による音楽関連の原稿書き」
やらなければならない事が山積みです。

その前に、こういうときにこそ家の中の片付け、掃除をすればよいハズ。
でも・・・暑くて、暑くて、すべてを暑さのせいにして、半分も事が運びませんぐすん


♪ ・・・・・ ♪ ♪ ・・・・・ ♪ ♪ ・・・・・ ♪ ♪ ・・・・・ ♪


そんな毎日の中、近所のスーパー丸大の野菜売り場で珍しいものを見つけました。
「山椒の実」です。


実山椒の佃煮



 昔、東京の実家の庭には山椒の木が植えてあったので、毎年時節が来ると、母が花の佃煮、  
 実の佃煮を作っていました。
 葉は、お吸い物に浮かしたり、筍の煮物には必ず添えます。
 中でも筍の穂先を薄味で炊いて、すりおろした「木の芽=山椒の葉」の味噌で和える
 「木の芽和え」は子供のころからの私の大好物。
 
 山椒の木は棘があるので、花や実の収穫はけっこう大変です。
 花は特に・・手かごに山一杯収穫しても、煮てしまうと「ほんの一握り=小鉢に一盛り」
 にしかなりません。
 でも「白いご飯にちょこっと乗せて食べる」あの独特の香りと味は絶品中の絶品。
 まあ、花の佃煮は自宅に木があればこその贅沢ですが。

 この沖縄に来て8年目にして「青実山椒」に出会えるとは。
 本当のことを言って、東京のスーパーでもめったにお目にかかることはないのです。

      実に付いている小さな枝を除くのはけっこう大変。
      実がパラパラ離れるなどということはありません。
      しっかりしがみつく様に付いているので指先の仕事です。
      ネットで検索してみると
      「小枝はついたまま煮ても気にならないからそのままでよい」
      などと書いてあるものもあります。
      事実、掲載されている写真では枝が付いているのがたくさんありました。
      私は「せっかくなので」ほとんど除いたつもりです。
      実は・・・この写真を撮った後でもう一度丁寧に除いたというわけ。


実山椒の佃煮




      この後、ていねいに茹でたりさらしたりして、最後にじっくりと煮詰めました。
      ピリッとした辛味と舌の先に伝わるしびれ・・・そしてすばらしい香り。
      和食のスパイスの代表格です。


実山椒の佃煮




この佃煮を使って ちりめん山椒・山椒昆布・うな重の箸休め・・・ 
いろいろ工夫が楽しめます。

今日は 「山椒は小粒でピリリと辛い!」 一日でした。








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Posted by Viva Raccolta ! ! at 23:02│Comments(2)普段のお家ごはん
この記事へのコメント
山椒の実が手に入ったのですね !

私は旅行中に見つけると必ず買います。

新しいPCで苦労しながらコメント書いている鼻先に山椒のよい香りが漂ってくるみたいです。

しかし、しかし、笑ってしまいました。
なんでこんなに似た人がいるのでしょう。

順番を急に変えること。日常茶飯事です
Posted by ガチマイおばさんガチマイおばさん at 2011年07月27日 06:20
ガチマイ様

我々の間での「笑いのつぼ!」

他人様にはお分かりいただけないでしょうね。

PCが変わるってとても苦労です。

私の場合、手取り足取り面倒を見てくださる方(教室生の男性がお二人ほど)がお出でで、すっかり頼りにさせていただいています。

でも、前と違って「何で?」と思うことがありますね。

そうしたらとうとう(以前のPCも)横に並べて・・・疑問があるときは両方見られるようにって。
もちろん(大容量のHDD)にもコピーした上でです。

お互いに、頑張りましょう^^/
Posted by Viva Raccolta ! !Viva Raccolta ! ! at 2011年07月27日 18:52
 
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