2009年10月05日

修学旅行の子供達

夕方5時半、私は家の近くのバス停で、
1時間に1本のバスを待っていた。
時間表より10分過ぎたけれど・・・来・な・い
・・・別の行き方を考えるか・・・・・


その時、目の前に6台の大型観光バスが通りかかった。
信号が変わって目の前で2台が止まった。

修学旅行の子供達


あれっつ? 
だれかが信号を発している・・・ふと見上げると、
バスの中から、
3,4人の中学生らしい女の子が手を振っている。
何に向かって振っているのかなあ・・・
えっつ?私かも。
他に誰も居ないし・・・

そこで私も試しに手を振ってみた。
「あっつ・・おばさん気がついたよ!」みたいなことを言ったらしく、その子の周りにいた
女の子達も大騒ぎで、笑顔いっぱいで手を振ってきた。

こちらも答えざるを得なくて、精一杯、大手を振り答えた。
そして・・・信号が変わった。

ただそれだけのことだったけれど、バスが去った後なぜかジーンとしてしまった。

今頃は彼女達、行きずりのおばさんの事など綺麗さっぱり忘れていると思うけれど。


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Posted by Viva Raccolta ! ! at 23:46│Comments(2)エッセー(沖縄編)
この記事へのコメント
何となく微笑んでしまいました。

実は今日、私も似たような体験をしました。
スイミングスクールに行っているのですが、私たちの隣のレーンは保育所の子供達が練習をしてます。
それぞれ指示された泳ぎをするのですが、泳ごうとすると私たちへ、隣の子供たちが手を差し伸べるのです。
タッチをして泳ぎはじめたのですが、みんな自分の練習が来るまで、応援をしてくれているみたいでした。
60歳以上も年の違う私たちへのエール、今日は楽しいスイミングでした。
Posted by ガチマイおばさん at 2009年10月06日 17:02
なんか・・・こういうささやかな幸せが分かり合えるって、とても嬉しいですね。

でも、体力の限界?(いえ、余っていますか?))に果敢に挑戦されている「ガチマイ」さんに、いつも心の中でエールを送っています。
私自身は(5年前に)左膝半月盤を複雑骨折して(オッチョコチョイが、風呂場で転んだ!)、山登りどころか坂登りすら不安です。下り坂が怖いですね。

ではまた^^
Posted by Viva Raccolta ! !Viva Raccolta ! ! at 2009年10月06日 21:54
 
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