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2013年10月21日

メインディッシュは「思い出のビーフ・シチュー」

19日(土)は研究クラスの授業でした。
やっと涼しくなって・・・といいながら
授業中、クーラーをつけたり止めたり・・・
「止めると暑いね~」でした。
まあ、火を使いますからネ。


     ようやく秋の食材も出回って、これからはレシピを考えるのが楽しみな季節です。
     丁度、折りよく南風原ジャスコが、リニューアルオープンと聞きました。
     それならいつもより食材が豊富かも・・・と思った私は午前中に精肉部門に電話をしました。

    「ビーフシチュー用に、肩ロースを塊で欲しいんですが・・・」
    「輸入牛ですがありますよ。ステーキ用にカットする前にお取置きしましょう。
     どのくらい必要ですか?いつもよりお安くしてあります。」 ラッキー!!

    「1人300gとして5人分・・・・1500gお願いします。4時頃にお店に行きますので。」
     というやり取りがあって、希望の食材がゲットできました。

♪・・・・・・・・♪♪・・・・・・・・♪♪・・・・・・・・♪♪・・・・・・・・♪♪・・・・・・・・♪

     さて、ビーフシチューと言ってもいろいろなレシピがあります。
     ここで私が作りたかったのは、
     私が、単身イタリアに留学した時、修行させていただいたレストランがあった街
     フィレンツェ伝統の、牛肉の煮こみ料理です。
 
     手元には、その修行から日本に帰国することになった時、師匠ご夫妻が、
     メッセージとやさしい別れのキス&涙とともに私に贈ってくださった
     「il libro della vera CUCINA FIORENTINA = 真の、フィレンツェ料理の本」
     があります。私の宝物です。

メインディッシュは「思い出のビーフ・シチュー」   メインディッシュは「思い出のビーフ・シチュー」












                                師匠「ピエロ・ジャンナッチーニ氏」の直筆です。


メインディッシュは「思い出のビーフ・シチュー」



     その96頁にこの料理は載っています。
     原題は「Stufatino alla fiorentina = フィレンツェふうシチュー」です。
     始めにレシピが、その後にこの料理の歴史が説明してあります。
     それによると、昔は肉の塊など庶民の手には入らず、あちこちの骨についた肉とか
     いろいろなくず肉を集めて作った料理だったとあります。

メインディッシュは「思い出のビーフ・シチュー」



     大きな特徴は、たっぷりの赤ワインとトマト、ニンニク、ローズマリー、
     塩、胡椒、オリーブオイルのみで柔らかくなるまで丁寧に煮込む手法にあります。
     
     それ以外の野菜はいっさい使いません。
     野菜は食べる時に温野菜などを別に添えればよいことで、それについての記述はありません。

     肉の旨みが全面に強調され、ボリュームのある料理です。
     教室は時間に制約があるので、途中から圧力鍋を使いました。

     さて、この日のパスタもキノコを大量に使った「絶品パスタ」です。

メインディッシュは「思い出のビーフ・シチュー」


     肉など一切使いません。
     少々手がかかりますが、仕上がりには全員大満足で
     「う~ん 旨い」「格段に旨い」「美味しい・・・」と
     ついつい口から言葉が何遍もこぼれます。

     メインディッシュは「思い出のビーフ・シチュー」

   そして、デザートは
   「秋のフルーツを飾った
   パンナコッタ、
   キーウィーソース添え」
   を作りました。




 
参加者4名、研究クラスの面目躍如でした。


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Posted by Viva Raccolta ! ! at 01:58│Comments(0)教室情報
 
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