2012年01月08日
新年最初の教室
6日(金)は
ラッコルタの
今年最初の教室でした。
続けて7日(土)も
前日とほぼ同じレシピ内容で
授業をしました。
ラッコルタの
今年最初の教室でした。
続けて7日(土)も
前日とほぼ同じレシピ内容で
授業をしました。
寒かったので、まずは「温かいスープ」と
今が旬の「トンボマグロを使ったカラブリア料理」です。
パスタはありません。
なぜかと言うと
ソープとパスタは「プリモピアット/最初の一皿」なので同格。
普通、レストランで両方を注文することはありません。
そこで、こんな時こそ「パンを作ろう」というわけで
6日はトリノの名物「グリッシーニ」
7日は家庭パンの代表「フォカッチャ」
に挑戦しました。
まずはスープと魚料理の写真です。
♪シメジのミルクスープ
6日 7日
♪トンボマグロ甘酢味
6日 7日
さて・・・グリッシーニの起源は17世紀後半にまでさかのぼります。
当時ピエモンテ一帯を治めていたサヴォイア家の幼少の息子は食が細く病弱でした。
それを心配した母親が、宮廷付の料理長に工夫を命じて作らせたのが
消化がよく繊維質を多く含むパン「グリッシーニ」です。
そのおかげで王子は徐々に健康を回復し
長じてヴィットリオ・アメデオ2世となり
サルデーニャ王国の初代国王の座につきました。
写真の作品は身長?25cm
その後、またたく間にヨーロッパ中の宮廷や王室に広まり
中でもナポレオンが、わざわざトリノから取り寄せて好んで食べていたという
有名な話も伝わっているそうです。
今では、トリノの名物となり(私は訪れたことはありませんが)
1メートルほどの長さのグリッシーニを焼いて売っている店があります
折らないで・・・どうやって持って帰るのでしょうか?
細く長く作るのは至難の業と思います。
焼くためのオーブンもかなり幅広でしょうね。
ともかく写真でご覧のようにラッコルタ製は細いのと太いのが出来ました。
生地に弾力があるので「細く」作るのにはかなりのコツが必要です。
腕を上げる最善の方法は「毎日作り続けること」と本に書いてありました。
何事も初めから上手くはいきませんね。
7日のフォカッチャは
たくましい男性と素敵な女性の二人組みが連携でしっかりこねてくださったので
きめ細かな香ばしい仕上がりになりました。
Posted by Viva Raccolta ! ! at 21:09│Comments(0)
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