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2011年08月24日

モンブラン(仏)=モンテ ビアンコ(伊)

先日のクラスで
教室会員のY様から素敵なプレゼントをいただきました。
宜野湾にあるドイツ菓子店「レーゲンス」の
お洒落なケーキとドイツパンです。


モンブラン(仏)=モンテ ビアンコ(伊)



      さて・・・
      ケーキ好きなら「モンブラン」と聞いて
      栗のクリームが渦を巻いて山になっているケーキを思い浮かべる方も多いはず。
      このケーキの名前「モンブラン」とは
      アルプスにそびえ立つ、美しくも厳しい山の名前です。


   改めて説明を加えると・・・
   モン ブラン(仏Mont Blanc)
         =モンテ ビアンコ(伊 Monte Bianco)

   フランスとイタリアの国境に位置する、ヨーロッパアルプスの最高峰「標高4810.9m」。

   正確には「モンブラン山群」と認識されます。

   そして元の意味は、モン ブランもモンテ ビアンコもいずれも「白い山」の意です。

 
・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・


   12年前、一人旅で長女の留学先のパリを回ってイタリア・ミラノに向かう時
   飛行機の窓から見えたのはどこまでも続く「雲海」のみ。

   ぼ~っとしていた時、突如目の前 (といってもかなりの距離ではありますが) に現れたの
   は、雲海の中にたった一箇所、三角形のピラミッドみたいな白い塊が・・・
   どうやら「山の頂」らしい。

   この状態(ここだけが雲の上)ということは、当然、辺りで一番標高が高いはず。
   もしかしたらモンブラン?そうに違いない   

   私は勝手に納得してしまいました。
   確かめたかったのですが、隣近所の乗客は皆寝ているし
   乗務員は誰も来ないし・・・聞きそびれてしまいました。

   でも・・・あれは絶対!! と今でも固く信じています。


モンブラン(仏)=モンテ ビアンコ(伊)




さて、写真のケーキは、一般的な「モンブラン」とはデザインがかなり違っていますね。

本来の「白い山」を考えると、こちらの方がはるかに趣きがあって「雲の上にチョコンと顔を出した思い出の頂」のようで私は嬉しくなってしまいました。
それに・・・なにより美味しかったし。

本当の山(モンブラン)はドイツには無いけれど、沖縄のドイツ菓子屋さんにそびえていた・・・というお話です。

せっかくなので、ケーキ皿もドイツの有名ブランド「ローゼンタール製」にしてみました。

ついでに言えば、他のケーキも一緒に乗せた大皿は、フランスの「リモージュ製」です。

Y様、ご馳走様でした。
お帰りになった後で我々夫婦だけでいただいたドイツパンも
本当に美味しかったです。
これだけのパンは、東京でもかなり探し回らないと手にはいらないね・・・と夫と話しました。

お店「レーゲンス」さんの電話番号です。モンブラン(仏)=モンテ ビアンコ(伊)
098-890-6456


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Posted by Viva Raccolta ! ! at 11:44│Comments(2)日常の出来事
この記事へのコメント
レーゲンス、オープン当時から行きつけの菓子屋さんです。

娘やハンブルグ帰りの甥がこの店の近くに住んでいたこともあり、お店によると、ついつい甥の話をしていました。

甥も東京へ行き、久しくいっていません。

那覇へ出るときには寄ってみます。
Posted by ガチマイおばさん at 2011年08月24日 19:16
やっぱりよ~くご存知でしたね^^

本格的な味に出会うのは、やはり一番嬉しいことです。

よく思いますが「美味しい物」には必ずといっていいほど

「楽しい思い出話」がついて来ますよね。

日頃の教室でも、そういった場をたくさん提供できれば良いな・・・と思って
います。
Posted by Viva Raccolta ! !Viva Raccolta ! ! at 2011年08月24日 23:34
 
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