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2011年07月04日

何かが変?!

さて・・・
以下の写真をご覧になって
変?!  と思うことありませんか?

          
その1
     近所の某スーパーに
     丁度よい大きさの天然の鯛が並んでいたので
     今日の授業は

     ♪ 鯛の塩包み焼き  ・・・に決めました。

何かが変?!何かが変?!







     ところが、トレーに乗せられた鯛が鯛らしく見えません。
 
     なんと・・・すべての鯛の尾びれが短く切られているのですうわーん
 
     魚売り場のお兄さんによると

     トレーに入りきらないから・・・とのこと。

     姿売りの鯛で大切なことは、尾頭(おかしら)付であること。
 
     お祝い事の食卓には「立派な頭と、元気のよい威勢のよい尾びれ」が絶対条件です。

     売り場のトレーから少し位はみ出たっていいと(私は)思いますが・・・

     しかたなく求めましたが「可愛そうな」鯛です。

     包丁目は、後で料理を(魚の身を)取り分けやすくするための調理テクニックです。


その2
     鯛のお腹に香草とニンニクを詰め、頭と尾びれ、胸びれを出して
     胴体を卵白を混ぜた塩で覆いました。

     「かざりにウロコ模様をつけましょうね。小さなグラスを使うと好都合。」
     と言いながら、一匹の鯛の上のほうだけちょっと私がやって見せて後は生徒さんに。
 
     「は~い!分かりましたピース

     私は安心して別室に大皿を取りにいきましたダッシュ

     そして戻ってきて・・・

何かが変?!何かが変?!







     「え~っつがーん ウロコ模様が全部逆さまだ!!下向きに付けちゃったのね~ 
     誰一人気がつかなかったの?」

     「直す? 記念にこのまま焼こう! ブログネタにして良い?」

     全員が「シュンぐすん」 として  「いいです」

     でも皆の顔が笑っていましたニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ


何かが変?!


     鯛君にとっては
     尾は切られて、塩の洋服は上下の模様が逆さまで
     さぞかし居心地が悪かったことでしょう。

     天然物の鯛は、養殖と違って妙な脂っこさがなく
     各自の皿でレモンとEXVオリーブオイルをたっぷりかけてとても美味しくいただきました。

     鯛君! ゴメンネそしてアリガトウピース








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Posted by Viva Raccolta ! ! at 01:20│Comments(8)教室情報
この記事へのコメント
ちょっと笑いました。

でも、私は料理教室で失敗はいいことと言っています。
教室参加者全員に、インプットされ次から失敗しないいこと請け合いです。

魚を素材にするのは難しいですね。
私は魚を使う時には、下ごしらえ無しのものをそのまま買います。
魚の下ごしらえから、取り組めるからです。

名護の地の利で、仲卸さんに依頼するのですが、お天気にも左右され、同じ規格の鮮度のいいものを手に入れるのは、非常に難しいです。

那覇だとなおさら難しいかもしれませんね。
スーパーでは写真のような状態なので、魚を買うのは、マグロのブロック位です。
Posted by ガチマイおばさん at 2011年07月04日 08:56
ガチマイさま

こんばんは。
前もって魚屋さんに注文することもありますが
少人数制なので、出席者が確定するまで食材調達がなかなか難しいこともあります。

基本的には、近隣の3~4軒のスーパーをめぐって
手に入るものが主流です。

次回は、マグロの大きな塊を素材にしたいと考えているのですが・・・

話は戻りますが、鯛のウロコ模様が逆さまになったのは「何のためにつけるか・・・」という基本的なところの理解がおろそかだったからだと思います。

私の説明不足もあるようです。(でも・・誰かに気づいてほしかったで~す。)
Posted by Viva Raccolta ! !Viva Raccolta ! ! at 2011年07月05日 21:47
可愛いらしい!
一度、失敗したら、鯛は、ウロコ、せびれ、
キーワードででてきます。。
私も覚えました。
それにしても、おいしそう!
Posted by kobokobokobokobo at 2011年07月07日 10:58
可愛いらしい!
一度、失敗したら、鯛は、ウロコ、せびれ、
キーワードででてきます。。
私も覚えました。
それにしても、おいしそう!
Posted by kobokobokobokobo at 2011年07月07日 10:59
kobokoboさま

おいしそう・・・って思えるのは「幸せ」な証拠です。

私はいつも「食材への感謝」を大切にしています。

生物(人間)はすべて「他の生物の命を頂いて」生きるわけですから。
Posted by Viva Raccolta ! !Viva Raccolta ! ! at 2011年07月07日 22:19
こんにちは!
入院して、改めて、食への感謝!
当たり前のことへの感謝があります。
この、Blogみて、美味しいご飯を食べること
そして、料理をつくるって
尊いなぁー
子供、主人、自分のために、料理したい!
っておもっています。
食が、直接自分をつくっているんですものね。
ありがとうねー
Posted by kobokobokobokobo at 2011年07月08日 10:04
はじめまして。 
食材にたいする感謝の気持ち大切です。
3歳息子がいるのですが、食べることは生きていくことは基本なので
好き嫌いな子ではなくなんでも楽しく食べてくれる子にそだって欲しいと願っております。
来月にでも、先生のところへ伺いぜひ食の楽しみ方を伝授していただきたいです。 
Posted by naochaman at 2011年07月12日 15:11
naochaman さま

ご訪問ありがとうございます。

お母様がこのようにお考えになっていることで、すでにかなりの部分で成功されていると思います。
幼い時代に、いろいろな味の経験をさせてあげてください。
ただし無理強いはしないようにね。

また、いつでも・・ぜひお尋ねください。
お役に立てることがあればうれしいです。

メールでも℡でもご都合の良い方法でご連絡ください。
  koma@nirai.ne.jp 098-889-3603
Posted by Viva Raccolta ! !Viva Raccolta ! ! at 2011年07月13日 00:01
 
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