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2010年04月01日

教室報告2回分

その1 3月28日の昼の教室

1品目
    新物のウズラ豆が手に入ったので、トスカーナを代表する料理のひとつを作りました。
    昔から、庶民の台所で作られ続けてきた、滋養に富んだ優しい味の米料理です。

      教室報告2回分      
LE RICETTE REGIONALI ITALIANE
(イタリア全地方料理レシピ集)
の1107番目に掲載
されている料理で、原題は
MINESTRA DI RISO CON FAGIOLI ( specialita fiorentina )
「豆を入れた米のミネストラ」
です。副題に
(フィレンツェの名物)とあります。


教室報告2回分
    使う豆は新鮮な生豆。
    種類は白インゲンでもウズラでも美味しくいただけ
    ます。
    ただ、米がイタリア米でないのだけが残念です。
    日本米はすぐ柔らかくなってしまうので・・・

  
 2品目
    チン(魚)のトマト乗せオーブン焼き
    この料理は、魚の腹に香草を詰め皮目を焼いてから、茹でたジャガイモのベッド?
    の上に寝かせて、トマトの布団を被せて、オーブンで豪快に焼き上げます。
    焼く途中も、皿に取り分けていただく時もオリーブオイルをたっぷり降りかけます。

教室報告2回分 教室報告2回分











その2 3月30日の夜の教室

    1品目
       リングイーネ「セイイカ、ホタテ貝柱、アサリのトマトソース煮込み」和え
       この日に作る予定の食材がまったく手に入らず、スーパーの魚売り場の棚の前で(本当に)腕
       組みをして考えてしまいました。
        ふと、目に止まったのがセイイカ。
       そこで電光石火、私の頭に電灯電球が灯りました。
        ナポリの下町の小さなリストランテで食べた、魚介の旨味たっぷりの料理を思い出したのです。

教室報告2回分


もちろん材料は違いますが同じ系統の料理です。
出来上がった料理を試食しながら、生徒さんは無言です。
ウーン・・とか、フー・・とか聞こえるだけ。
「これは早速、作ろう!!」とM氏。
とても気に入っていただけたに違いありません。


2品目
   酔っ払ったキノコ達のチーズ焼き

   題名をつけたのは私です。
   要は、ワインでフランベしたミックスキノコにちょっと細工をしてチーズを乗せて焼いただけ。
   ワインのつまみに最適です。
   
教室報告2回分


簡単に素早く出来て
美味しいのが
何より歓迎される料理です。


キノコは
絶対に新鮮であること。
買ってきたばかりの物を
使いましょう。


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Posted by Viva Raccolta ! ! at 22:33│Comments(2)教室情報
この記事へのコメント
先生、こんばんは~

さっそくおじゃまさせていただいています。
お忙しい先生が、ブログを書いていらっしゃること、
「スゴイバイタリティー!」と、感動しております。

先生は、音楽という、特別な芸術活動と、イタリア料理という、
特殊なお料理の指導者でいらっしゃるとのこと、
「天は二物を与えず」というのは、ウソだと分かりました。(笑)


いつか、ぜひ先生のお料理を味わわせていただきますね~!!

●先生、実は私も血液型がAB型なのです。さらに親近感が
わいていました~!
Posted by うえじょう さくらうえじょう さくら at 2010年04月06日 00:40
こんにちは。

コメントありがとうございます。
私も、貴女さまがAB型というのにすぐ気がつきました^^

音楽も料理も、私にとってはさしたる変わりはありません。
自分がやりたい事に忠実なだけで、わがままの産物と思います。

コーラスに出かける楽しみが更に増えました。

近々、ムジカ・ヴィーヴァのことをブログupしようと思っています。
昨年のコンサート記事(貴女のブログ)拝見しました。
Posted by Viva Raccolta ! !Viva Raccolta ! ! at 2010年04月06日 16:09
 
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