新年・最初の教室

Viva Raccolta ! !

2014年01月14日 00:14

年末にひいた風邪
軽くてたいしたことは無い・・と侮ったのが悪かったのか
それとも
直るのに時間がかかるようになったのか
たぶん両方と思いますが
年明け早々、老猫を抱いて寝正月の毎日を送っていました。

 
さて、ようやく11日(土)
 ベテラン3名様のクラス開催となりました。
 2~5年のキャリアの方ばかりです。

 年明けメインの一皿は
 
♪ 殻つきホタテのグラタン です。

 このレシピは
 1891年に出版されたペッレグリーノ・アルトゥージ著調理科学と食事法という本の478番目に
 掲載されています。
 この本は「イタリア料理」という概念を初めて体系立ててまとめた本で、イタリア料理界において
 大変重要な位置を占めています。
 100年以上経った現在も再版を重ねていますし、家庭料理のバイブルとして
 「祖母から母に、娘から孫に」伝わってもいます。
 私の友人はボロボロになった1910年頃の本を本当に大切そうに見せてくれました。
 私の手元にあるのは1974年の版です。
 直訳したものに、多少のアレンジを加えました。  













 焼きたての熱々を口に運び・・・熱いのも手伝って・・・声になりません。
 皆さんの目が、何を言いたいのか物語っています。
 一言 絶品! ですね。
 今日、メンバーのお一人から
 「グラタン早速家で作ってみました。とても美味しく出来て家族にも好評でした。」
 とメールをいただきました。

 ♪ インゲン豆と人参の蒸し煮



   旬の時期に野菜の甘みをそのまま味わう・・・ほっとするような・・・家庭料理です。 
   豆は、最近よく見かける「サヤが扁平」なものを使いました。

 ♪ 春野菜と米のミネストラ



   米と野菜と少量のオリーブオイル そして水と塩、胡椒しか使いません。
 
   リゾットとは作り方が全く違います。
   ヘルシーで消化がよく、飲みすぎた翌日には特にお勧めです。
   野菜の旨み(甘み)に吃驚させられます。

♪ ・・・・・ ♪ ・・・・・ ♪ ・・・・・ ♪ ・・・・・ ♪

   次の写真は、翌日に、前日の残り物の米のミネストラにチーズを乗せて焼いたドリアです。
   私一人のランチです。
   これも又、別の美味しさで一気に食べてしまいました。



   もうちょっとチーズに焦げ目がついた方が美味しそうですね。

   そして、その日の夜の私の一皿ディナーもついでにUPしてしまいました。




   ポテトとブロッコリーと人参を「マヨネーズ+粒マスタード+ピクルス」で和えた
   ポテトサラダですが、材料はこれまた前日の教室の残り物。
   添えたハムもインゲン豆の煮物に使った残り。
   チーズ(ブリー)とゆで玉子を添えたら賑やかになりました。

   食材は無駄なく、ちょっとの工夫で美味しくいただきましょう





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