年末にひいた風邪
軽くてたいしたことは無い・・と侮ったのが悪かったのか
それとも
直るのに時間がかかるようになったのか
たぶん両方と思いますが
年明け早々、老猫を抱いて寝正月の毎日を送っていました。
さて、ようやく11日(土)
ベテラン3名様のクラス開催となりました。
2~5年のキャリアの方ばかりです。
年明けメインの一皿は
♪ 殻つきホタテのグラタン です。
このレシピは
1891年に出版されたペッレグリーノ・アルトゥージ著調理科学と食事法という本の478番目に
掲載されています。
この本は「イタリア料理」という概念を初めて体系立ててまとめた本で、イタリア料理界において
大変重要な位置を占めています。
100年以上経った現在も再版を重ねていますし、家庭料理のバイブルとして
「祖母から母に、娘から孫に」伝わってもいます。
私の友人はボロボロになった1910年頃の本を本当に大切そうに見せてくれました。
私の手元にあるのは1974年の版です。
直訳したものに、多少のアレンジを加えました。
焼きたての熱々を口に運び・・・熱いのも手伝って・・・声になりません。
皆さんの目が、何を言いたいのか物語っています。
一言 絶品! ですね。
今日、メンバーのお一人から
「グラタン早速家で作ってみました。とても美味しく出来て家族にも好評でした。」
とメールをいただきました。
♪ インゲン豆と人参の蒸し煮
旬の時期に野菜の甘みをそのまま味わう・・・ほっとするような・・・家庭料理です。
豆は、最近よく見かける「サヤが扁平」なものを使いました。
♪ 春野菜と米のミネストラ
米と野菜と少量のオリーブオイル そして水と塩、胡椒しか使いません。
リゾットとは作り方が全く違います。
ヘルシーで消化がよく、飲みすぎた翌日には特にお勧めです。
野菜の旨み(甘み)に吃驚させられます。
♪ ・・・・・ ♪ ・・・・・ ♪ ・・・・・ ♪ ・・・・・ ♪
次の写真は、翌日に、前日の残り物の米のミネストラにチーズを乗せて焼いたドリアです。
私一人のランチです。
これも又、別の美味しさで一気に食べてしまいました。
もうちょっとチーズに焦げ目がついた方が美味しそうですね。
そして、その日の夜の私の一皿ディナーもついでにUPしてしまいました。
ポテトとブロッコリーと人参を「マヨネーズ+粒マスタード+ピクルス」で和えた
ポテトサラダですが、材料はこれまた前日の教室の残り物。
添えたハムもインゲン豆の煮物に使った残り。
チーズ(ブリー)とゆで玉子を添えたら賑やかになりました。
食材は無駄なく、ちょっとの工夫で美味しくいただきましょう